No. 5538

備前ぐい呑

原田拾六

¥60,000
売約済み

作品説明

備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の最近作の備前ぐい呑です。原田拾六先生の代表作とも言える備前擂鉢を酒呑にコンバートしたユニークな作品で、古備前の研究に心血を注いだ拾六先生らしい見事な作り込みとなっています。土をギュッと圧縮するように立ち上げた造形は実に力強く、高密度な古備前擂鉢と同様に掌の中でも圧倒的な存在感があります。外周部には緋襷が乗らず、内側にはまるで敷き詰めたように緋襷を仕掛けており、土がうねるような立ち上がりを見せる擂鉢の造形と見事にマッチしています。まるで己が酒呑であることを忘れたかのような本作は、まさしく堂々たる備前擂鉢そのものであり、握り締めて酒を口に運べばまるで身の丈10メートルの大きな鬼になったような不思議な気分になります。

作品情報

器種
ぐい呑
寸法
W9.3cm×7.6cm×H4.1cm
商品説明より
共箱(四方桟)
径9.3cm×径7.6cm×高さ4.1cm
作家紹介・陶歴
原田拾六先生は明治大学卒業後に会社勤めをされていましたが、1969年から作陶をはじめました。1971年に小穴窯、翌年に登窯を築き本格的に作陶を開始されました。1975年から古備前研究家の桂又三郎氏の指導で古窯跡を尋ね古備前を研究しました。1991年に牛窓・阿弥陀山に穴窯を築きました。壺、茶道具、葉皿等を制作しました。紐づくりを中心に、一部轆轤挽きによる制作もされています。東京や大阪などで各地で個展を開催しました。1983年にはオーストラリア国立民族博物館で布志名焼の舟木研児氏と二人展を開催されました。2000年日本陶磁協会賞を受賞されました。2002年岐阜県現代陶芸美術館開館記念展に出品し作品が収蔵されました。2005年にはアメリカ・ニューオリンズ・ミュージアムアートに収蔵されています。

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