No. 5853
備前ぐい呑
¥60,000
売約済み作品説明
備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生のやや前作の備前ぐい呑です。一目で原田拾六先生と分かる岩石のような雰囲気を持つ豪快な造形ですが、腰回りにはベルトのように別種の粘土を張り付けて荒々しいクラックを発生させています。原田拾六先生の持ち味でもある古備前調の独特の土味もまた格別で、ネットリと濃厚な紫蘇色をベースに、明るい茶色やより濃厚な焦げ茶色へと様々にグラデーションして見るものを楽しませます。背面には肌に貼り付くようなテクスチャの黄胡麻が掛かっており、濃厚な土味を引き立てるマットな質感が嬉しいです。掌の中では岩石のような抜群の存在感がありますが、重すぎる事はなく酒呑としてちゃんと使える範疇に収まっています。(※やや前作ですが使用感や汚れなどはございません)
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 寸法
- W8.3cm×7.4cm×H7.2cm
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
径8.3cm×7.4cm×高さ7.2cm
作家紹介・陶歴
原田拾六先生は明治大学卒業後に会社勤めをされていましたが、1969年から作陶をはじめました。1971年に小穴窯、翌年に登窯を築き本格的に作陶を開始されました。1975年から古備前研究家の桂又三郎氏の指導で古窯跡を尋ね古備前を研究しました。1991年に牛窓・阿弥陀山に穴窯を築きました。壺、茶道具、葉皿等を制作しました。紐づくりを中心に、一部轆轤挽きによる制作もされています。東京や大阪などで各地で個展を開催しました。1983年にはオーストラリア国立民族博物館で布志名焼の舟木研児氏と二人展を開催されました。2000年日本陶磁協会賞を受賞されました。2002年岐阜県現代陶芸美術館開館記念展に出品し作品が収蔵されました。2005年にはアメリカ・ニューオリンズ・ミュージアムアートに収蔵されています。
