No. 6597

彩色備前酒呑

安倍安人

¥200,000
売約済み

作品説明

古陶に対する深い見識と美的感覚を持たれ、
独自の研究と焼成により唯一無二の作品を創造する、
安倍安人先生の彩色備前酒呑です。

近年は富士や動物などが正面に来ることが多かった彩色備前ですが、
今作はダイナミックなタッチの花を正面に据え、富士は背面側に配置されています。

また、彩色自体も珍しく正面の花は青と白をメインに使用されており、
これまでのメインカラーであった赤と金はあえて蒼白の花弁の奥に秘されるように配置され、
まるで菖蒲のような涼し気な色合いの中での可憐なアクセントとして使われています。

裏面の富士に関しても金色と緑色がメインとなっており、
正面の涼し気な彩色と相まってこれまでになかった表情を見せています。

これだけの重厚な構成は正にお酒が飲める絵画として、
掌の上5cm四方の極小の画廊へと見る者を引き込んでしまうかのようです。

備前土という有色のキャンバスへと彩色を施すという難業に対して、
安倍安人先生の培った古陶への見識と、油彩絵画のセンスや構成力が遺憾なく発揮された逸品です。

作品情報

器種
ぐい呑
寸法
W6.0cm×5.6cm×H5.9cm
商品説明より
共箱(四方桟・二重箱)
径6.0cm×5.6cm×高さ5.9cm
作家紹介・陶歴
安倍安人先生は1938年に大阪府で生まれました。

若い頃から芸術家を志し、洋画家として活躍されていました。

洋画家として活躍する傍ら、趣味で陶器を集めていましたが現代備前に物足りなさを感じ、
自ら納得いくものを造るため1972年から陶芸を始められました。

茶器や花器を中心に、酒器などもよく制作されています。

古備前を始めとする古陶磁を研究されており、その理論を元にした造形や焼成は国内外で高い評価を得ています。

その功績が認められニューヨークのメトロポリタン美術館や台湾の故宮博物院に作品が収蔵されました。

東京、大阪、ニューヨーク、パリ、台湾など国内外で精力的に個展を開催されています。

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