No. 7359

粉吹ぐい呑

金重素山

¥55,000
売約済み

作品説明

天才陶工と呼ばれた実兄の金重陶陽先生の助手としてキャリアをスタートさせ、
備前の名工として人々に愛される作品を手掛けた金重素山先生の新作粉吹ぐい呑です。

素山先生が白化粧を施釉したまま焼かずに残されていた白地を、
50年近い時を経て愫先生の手によって円山窯にて焼成された作品です。

円山窯の倉庫にてひっそりと眠っていた白地が今回奇跡的に焼き上がり、
時を超えた金重素山先生の新作粉吹作品としてカムバックしました。

当時は石臼で化粧土を挽いていたそうで、まったりとした柔らかな白色に仕上がっており、
ここに薪窯焼成によって自然釉を僅かに含んだ淡黄色の釉調が重なり非常に味わい深いです。

左右に粘土が揺れるような口縁部分や、厚みのある造形もまた絶妙であり、
優しげで柔らかな色合いとゆったりとした意匠がとても良くマッチしています。

使えば使うほどに酒が染みて透明釉に貫入がくっきりと現れる事で、
美しい釉調と力強い造形に加えて、得も言われぬ古格を帯びて完成へと至るでしょう。 愫識箱(四方桟)
径6.7cm×6.5cm×高さ5.1cm

作品情報

器種
ぐい呑
寸法
W6.7cm×6.5cm×H5.1cm
作家紹介・陶歴
金重素山先生(1909年〜1995年)は備前焼人間国宝の金重陶陽先生の実弟で、1951年頃までは一緒に作陶されていました。

その後、京都大本教への奉仕活動に従事し、備前焼以外の技法も研究されました。

1964年には岡山市円山に登り窯を築窯し独立されました。

1966年に電気窯による緋襷焼成を完成させました。

1982年には伊部に工房を移し、牛神下窯を築窯されました。

1983年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

1995年に逝去されました。

主な受賞歴・・・三木記念賞、山陽新聞社文化賞、文化庁長官賞、岡山県文化賞、勲四等旭日小綬章

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