No. 6200

備前徳利

金重素山

¥160,000
売約済み

作品説明

天才陶工と呼ばれた実兄の金重陶陽先生の助手としてキャリアをスタートさせ、
備前の名工として人々に愛される作品を手掛けた金重素山先生の備前徳利です。

齢五十歳の半ば頃より円山窯にて本格的に備前焼を手掛け始めた素山先生ですが、

作品情報

器種
徳利
寸法
W9.1cm×9.0cm×H13.5cm 380cc
商品説明より
共箱や焼成などから本作は六十歳頃に制作された作品であると推測されます。

肩衝徳利などと比較してやや首の長い独特の造形は実に姿勢がよく、
鶴首ではないながらも背筋を伸ばしたような造形には風格が宿っています。

その半生を兄である陶陽先生の助手として生きてきた素山先生らしい作品で、
前述の威厳のある佇まいながらもあまり作家性を強く主張してこないという、
独特の雰囲気をまとった作品でもあります。

窯の中で煙をしっかり吸わせたであろうやや焦げた黄胡麻と、
ところどころでキラキラと煌く土味が何とも味わい深い取り合わせとなっています。

ぽんと置いておくと黙して語らずいずれ来るその時を待ちつつ、
いざ手繰り寄せればゆっくりとしかし雄弁な語らいが始まる素晴らしい徳利です。 共箱(四方桟)
口縁3.9cm×胴径9.1cm×胴径9.0cm×高さ13.5cm 容量約380cc
作家紹介・陶歴
金重素山先生(1909年〜1995年)は備前焼人間国宝の金重陶陽先生の実弟で、1951年頃までは一緒に作陶されていました。

その後、京都大本教への奉仕活動に従事し、備前焼以外の技法も研究されました。

1964年には岡山市円山に登り窯を築窯し独立されました。

1966年に電気窯による緋襷焼成を完成させました。

1982年には伊部に工房を移し、牛神下窯を築窯されました。

1983年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

1995年に逝去されました。

主な受賞歴・・・三木記念賞、山陽新聞社文化賞、文化庁長官賞、岡山県文化賞、勲四等旭日小綬章

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